子宮がんには、子宮の入り口付近に発生する子宮頚がんと子宮の内側に発生する子宮体がん(子宮内膜がん)とがあります。
子宮頸部がんは、子宮頚部の上皮にできる「扁平上皮がん」と、線組織にできる「腺がん」があり、ほとんどが「扁平上皮がん」です。原因は、ウイルス感染よるものが多いとされています。初期には、全く症状がないのが普通です。
比較的に若い人にも見られるがんなので、その治療方針については、本人の希望もよく考慮される必要があります。
情報を調べるのはもちろん、主治医と十分にコミュニケーションをとることで、治療方法や今後のことを考えることになります。
子宮ガンでは、子宮頸部がんのケースが多いとされていますが、子宮体部がんも増える傾向にあります。これは、肉食の多い食事の欧米化とも関係すると考えられています。
子宮体部がんでは、がんが子宮内膜だけにとどまっているかどうか、また、子宮の頸部や子宮の外に拡がっているかどうかや、全身状態により治療法が様々に検討されます。
手術を通じて、がんの浸潤の深さやリンパ節に転移しているかどうか、さらに細胞検査などによりその後の治療が検討されます。
一般に、子宮を残す治療が行われるのは、早期がんで女性ホルモンの状態などいくつかの条件がある場合となっています。
場合によっては、手術をしないでホルモン療法が行われることもあります。また、手術前に、抗がん剤によって腫瘍を縮小し、場合によっては、卵巣を残せることもあります。
主治医に、自分のがんの状態をしっかり説明してもらうことが大切です。
標準的な手術では、子宮、卵巣、卵管などが切除されます。ステージUやVでは、腟や子宮周囲の組織を切除されることもあります。また、手術で病気の拡がりを診断し、放射線治療や抗がん剤治療などの必要性が判断されます。骨盤内や腹部大動脈周囲のリンパ節を切除されることもあります。
高齢や手術ができない場合や放射線治療を希望した場合には、放射線単独の治療がおこなわれることもあります。手術とあわせておこなわれることもあります。ステージのVやWでは、抗がん剤治療もおこなわれることがあります。
再発や転移が数ヶ所にある場合には、ホルモン療法や抗がん剤療法などが行われますが、いわゆる標準治療はないとされています。
西洋医学の長所と、代替療法の長所を取り入れた「統合医療」を検討するには、「もう一人のドクター」に相談することができます。
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