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■治療の選択肢の幅を広げる統合医療で注目のフコイダンについて

日本癌学会「フコイダン療法」を実践・研究されている医師が年2〜3回集まり、様々な病例について話し合い、医師自らのステップアップと統合医療の発展を図っています。

フコイダンは、1996年の日本癌学会において論文発表され、全世界においても100種類以上の論文が発表されています。

がんの治療では、「手術」、「放射線療法」、「抗がん剤治療」、などが3大標準療法とされています。さらに、これら3大療法を補うものとして、『代替療法』があります。健康食品によるものや、鍼、 灸、気功、アロマセラピー、心理療法、温泉療法、イメージ療法、音楽療法・・・などさまざまにあります。
代替療法は、西洋医学の限界を補うという意味において、希望する方が増えています。


■フコイダン基礎研究
フコイダン療法:白畑教授 九州大学大学院農学研究院
遺伝子資源工学部門 教授
白畑 實隆


1973年 九州大学農学部食糧化学工学科卒業
1978年 九州大学大学院農学研究院食糧化学工学専攻博士課程修了 博士号取得
1989年 九州大学大学院農学研究科遺伝子資源工学専攻助教授
1995年 同教授
2000年 九州大学大学院農学研究院遺伝子資源工学部門教授
2003年 九州大学大学院システム生命科学府システム生命科学専攻 生命工学講座教授 併任

1991年 日本農芸化学会奨励賞受賞
(無血清培養法による動物細胞の代謝調節に関する研究)


フコイダン文献
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白畑教授のコメント
フコイダンはコンブ、ワカメ、モズクなどの褐藻類に含まれる海藻由来多糖類を総称した名前です。フコイダンにはフコース、ガラクトース、ウロン酸、キシロールなどが含まれていますが、特に硫酸基がついたフコースを多く含み、細胞の様々な機能に影響を与えることが明らかにされています。これまで明らかにされたフコイダンの機能は、免疫賦活作用、抗腫瘍作用、抗アレルギー作用、コレステロール低下作用、中性脂肪低下作用、抗胃潰瘍作用、抗ウイルス作用、抗血液凝固作用、肝機能向上作用など実に多彩です。
私たちは、このフコイダン、とりわけ吸収されやすいように低分子化処理をしたフコイダンが腫瘍抑制効果を示すという臨床報告に注目して研究を行っています。ヒトで効果があることがすでに示されている物質がどのように働いているのかを明らかにすることはさほど困難なことではないと思われます。逆に、試験管内あるいは動物実験では効果があっても最終段階のヒトで効果がないという例もたくさんあります。フコイダンはガンだけなく、糖尿病、アレルギー症、うつ病など様々な病気にも効果が期待されます。
フコイダンの良い点は1日の飲む量が数百ml程度と少なくて済むので、体力の弱った方でも毎日無理なく摂取できるのではないかと思います。また、食品成分ですから、副作用がほとんどない点も重要だと思います。