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■肺がんと診断されたら

肺がんは、一般に症状が出にくく、咳や痰などの症状があげられますが、実際は、あまり気に止めない人が多いので、早期発見が難しいとされています。
発見されたときはすでに進行しているケースが多くなっています。

肺は左右2つあり、右肺は上葉、中葉、下葉の3つの部分からなり、左肺は上葉と下葉2つに分かれています。

肺がんは、「小細胞がん」と「非小細胞がん」の2つの型に大きく分類されます。 「非小細胞がん」は、さらに腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん、腺扁平上皮がんなどの組織型に分類されます。
「小細胞がん」は、増殖が速く、脳・リンパ節・肝臓・副腎・骨などに転移しやすいとされています。

「非小細胞がん」で、手術が行えるかどうかは、腫瘍の大きさや転移の状態、それに患者の体力などで総合的に判断されます。

身体への負担が大き過ぎると判断された場合は、放射線療法や抗がん剤治療が中心になる場合があります。早期がんでは、レーザー治療や放射線療法など、手術を行わない治療が行われることもあります。ただ、「非小細胞がん」は抗がん剤が効きにくいとされています。

抗がん剤には、シスプラチン、カルボプラチン、マイトマイシンC、ビノレルビン、イリノテカン、パクリタキセル、などがあります。
抗がん剤は、個人差はあるものの吐き気や、食欲不振、口内炎、下痢、便秘、全身倦怠感、脱毛など、かなりの副作用があるため、全身状態が不良の場合には治療できないこともあります。

「小細胞肺がん」は、比較的抗がん剤の奏効率が高いとされていますが、現状は、延命やQOLの向上を目指して利用されていることもあります。
腫瘍マーカーには、 CEA やCA19-9 などがあります。

治療方針については、さまざまな角度から検討されますが、最終的には、患者本人の意向が重視されます。
主治医に、病気の進行具合や、治療の内容、また、その効果とリスクについて遠慮しないで、率直にたずねることがすすめられていますが、その際、やはり、家族のサポートが大きな力となります。

統合医療推進会では、主治医はそのままに、代替療法にも詳しいもう一人のドクターを味方に、納得できる治療に向かうことを推奨しています。
主治医とのコミュニケーションを深めるためにも、もう一人のドクターに相談してみることをお勧めします。


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